リッケイのゆるい考え

なんちゃって哲学

人と違っても大丈夫

前回テーマにした「多様性」の続きです。

 

「みんなと違っても大丈夫」な時代になってきた - リッケイのゆるい考え

 

(読まなくても大丈夫です)

 

前回では、「自分と違う人たち」と認め合いためには

・尊重し合うこと

・対等な立場であること

の2つが必要であることを述べました。

 

人と違うことをコンプレックスに感じることはありません。人と人は違っていて当たり前なのです。

 

人と違うことができるから賞賛される人たち、逆に人と違うことで卑下される人たち。彼らがそう評価されるのは、時代や国によってコロコロ変わる基準でしかありません。

 

「人と違うから」というモノサシがずっと大衆心理を掴んでいました。

 

しかし、もうそろそろそんな時代は終わりに近づいてきるのです。

 

 

これからはお互いに認め合える、多様性社会へ向かっていくのです。

 

認め合う人間関係を築ける人が求められます。そんな人たちが活躍する社会へ変貌します。

 

 

そういった社会に変わって何がいいのでしょうか。

 

それは個人が個性を持って生きられるようになります。

 

人と比べて落ち込む必要もないし、人と違う人を否定する必要もありません。

 

そもそも「自分は自分でいいんだ」と自己肯定をできることが、生きる上で一番大事なことなのです。

 

生きてる人みんなが自己肯定をできる一歩として、認め合いがあるのです。

 

では、認め合いをするために必要な「人を尊重する」ってなんでしょう?

 

相手を尊敬すること?

ただ相手のいいなりになること?

自分を犠牲にしてまで相手を優先させること?

 

ぼくはこう考えます。

とてもシンプルな答えです。

 

尊重する。

それは「相手の気持ちを大事にすること」です。

 

そもそも「気持ち」とは自分でコントロールすることが難しいものです。どんな人でも、その人の中では大きく大事なものです。なによりも優先させたいものが気持ち、です。

 

気持ちとは、ややこしい一面を持ち、時には自分を追い込んでくる厄介なものです。

 

しかし、そんな自分の大切な気持ちをを人からも大事にしてもらえたら人は嬉しいと感じます。それが尊重される、ということです。

 

相手の気持ちを大切にする。しかし、自分の気持ちも大切にすることも忘れてはなりません。

 

自分も相手の気持ちを大切にしながら、人との関係を築いていくこと、これがこれからの社会に必要な考え方だと思います。