リッケイのゆるい考え

なんちゃって哲学

大学の意味って…なに?

僕は現在、大学院の2年生です。学部時代から合わせると、大学生活6年目になります。

 

大学では人生最後のモラトリアム期間なので、好きなように過ごしてきました。講義、バイト、学生団体、インターン、旅行、など色んなことを経験してきました。大変だったこと、失敗したことを含めて、いっぱい学びがありました。

 

これから大学に入ろうと思っている人たちや、いま大学生・大学院生の人に伝えたいことがあるので、書いていきます。

 

1.講義の受け方

大学の授業はなんとなく退屈で、自分のためになるなんて思えないでしょう。講義で学んだ知識は、社会に出てしまえば、ほとんど使えないものだと思います。入社してからの研修を受けてから、得る知識の方が実用的で使える知識でしょう。

 

単位を取るため、進級するため、に講義に出席する人がほとんどです。興味のあるオモシロイ講義ってめったにありません。ぼくは70以上の講義を受けましたが、オモシロイ講義は2つだけでした。

 

さあ、ツマラナイ講義を受けなきゃいけないとき、どう過ごしましょうか。

色んな過ごし方があります。睡眠、スマホでゲーム、SNSチェック、ぼーっとする、マンガを読む、たまにノートを取る(or黒板の写真を撮る)、というように過ごす人が多いようです。

 

高校時代は、受験勉強にたくさんの時間を費やしてきたのに、これではあまりにももったいないと思いませんか。もっと有意義に講義の時間を利用できたら素晴らしいと思います。

 

講義に出る目的を決めてしまえばいいのです。「単位取得のため」「興味ある分野を学びたい」などです。そして、その目的のために効率良く講義時間を使ったらいいのです。

 

オススメは、講義中にレポートや課題を終わらせてしまうことです。他にも、興味のある本を読む、課題活動のタスクを片づけておく、ことも挙げられます。ノートは必要なところだけとって、聞き逃したところは友達に聞ければ十分なんです。レポートやテスト前に集中的に勉強すれば、単位はなんとかなるものです。

 

目ざとく見つけて注意する教授の講義であれば、自分の頭で考えておくべきことを考えてノートの隅に少しメモを取るだけでも、十分に時間の使い方として有意義だと思います。ただ漫然と受け身で時間を使ってしまうことが、1番もったいないと思います。

 

時間以外にお金であれば、大学の授業料は以下のようになっています。大学の卒業証書を手にするために、これだけのお金が必要になるのです。

 

国公立の場合

年間授業料53万円×4年間

取得最低単位数124単位

1つの講義に15週参加して、2単位が取れるので

1コマ(90分)あたりの授業料は

530,00×4÷(124×15÷2)=2,280円

 

私立の場合は授業料が74~104万円なので、

1コマあたりの授業料は

3,182~4,473円

 

いかがでしょう。

 

どう思うかそれぞれですが、ほんのわずかな価値しかない講義にここまでお金をかけるなんてバカげていると僕は思います。しかし、これだけのお金を払い、単位さえ取れれば、4年間好きなことをして過ごすことができるとも考えられると思いませんか?

 

そこで、僕は講義以外の場で学べる環境へ身を移しました。

 

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2.課外活動

大学のイメージはこちらでしょうね。部活、サークル、バイト…キャンパスライフを謳歌するためのコミュニティはいっぱいあります。何に入るかは、自分の好みでいいと思います。

 

選ぶ基準としてオススメは、その組織に社会人が所属しているかどうかです。特に、組織の意思決定権に関わるポジションに社会人がいると、活動は面白くなります。シビアな面を見せてくれるからです。

 

 ぼく自身、学生団体、議員インターンシップ、海外での研究インターンシップなど経験してきました。どれも偶然の出会いでしたが、どこの組織でも社会人が決定権を持ちながらも、学生に権限を託して活動させてくれました。

 

高校時代までの「自分たち学生の世界」から「社会の一端が見える世界」にまで広がり、考える質が高まり、行動の幅も大きくなっていきました。これまでとは全く違う世界がありました。

 

座学だけでは学べないことや大事な人たちと出会えることが、なによりも貴重で楽しいものでした。

 

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これから大学へ入る人たちや、いま大学在学の人たちにも、

「大学でやりたいことは何だろう?」「なにかやってみようかな」

をテーマに、自分のアタマで考えてみてほしいと思います。人と同じ考え方をする必要はなくて、自分の欲に純粋になってもいいと思います。

 

やってみたいことに挑戦するのは、楽しいはずですから。

 

では、また!